bind続き
ubuntuにbind9をインストールします。 - awm_kaerukoの日記
の続きです。
無事新サーバでネームサーバが立てられたら
ファイルを旧からコピーしてきます。
この時、ファイルのオーナーが変わってしまうと
実行出来ないスクリプトなどが出てくる可能性があるので
ファイルを一度tarで固めてオプションにpをつけると
オーナーが引き継がれます。
旧サーバで
tar -cvfpz ~~~.tar.gz virtualhostのdocrootのディレクトリ
この時、旧サーバのオーナーが新サーバにいない場合はユーザのIDが割り振られるようです。
ファイルをtarで固めたら、scpやsshでコピーし、新サーバで解凍します。
scp -p ~~~.tar.gz 新サーバのホスト:/作業ディレクトリ
新サーバで
tar xvfzp ~~~.tar.gz
展開が終わったらテストです。
まだドメイン管理サイトでのip変更は行わずテストをしたいので
telnetを使って新サーバのレスポンスを取得、確認します。
Escape character is '^]'.
入力待ちになったら
GET / HTTP/1.1
と入力します。
GETの次の/はindexファイルということです。
好きなホスト名から先のuriを入力します。
これでレスポンスがhtmlで返ってくるので、
正しいhtmlが出ることを確認したらドメイン管理サイトからIPアドレスの変更と、
bind9のzoneファイルを新サーバのホスト名に変えてログを見ながら動作確認を行います。
DNSが旧から新に切り替わるにはだいたい1日~2,3日ほどかかる場合があるようです。
なお、bind9以降では名前解決を要求するクライアントを限定するかしないかといった設定が必須になったようです。
強いBIND DNSサーバを構築する 第四回 - マスターサーバのゾーン設定 — Eurotec Information Systems K.K. Web Site
これを設定しないとクライアントからサーバにhttpやメールのアクセスが出来なくなりました。